筋肉の構造と働きについて!マッチョになる為に必要な知識
筋肉の構造について正確に知ってる?
筋肉あるいはマッスルという言葉を聞いて、多くの人が思い浮かぶイメージは何でしょうか?きっと力こぶを見せているマッチョや腹筋の割れた人をイメージするでしょう。
でも筋肉は身近なものでありながら、その構造についてはあまりよく知らないという人も多いでしょう。
筋肉はどんな構造になっているか少し説明したいと思います。
筋肉には小さなものもあれば大きなものもありますが、実は男性の場合は体重の約4割に達するほどの重さがあります。
また数百種類の筋肉があって全身に存在しています。大まかに筋肉をまとめると「自分で動かせる筋肉(骨格筋)」と「動かせない筋肉(平滑筋)」そして「心臓の筋肉(心筋)」という3つに分けられます。このうち骨格筋が鍛えて太く強くできる筋肉になります。
骨格筋は「筋繊維」という細い繊維が束になって構成されています。では、筋トレをすると筋肉増強できるのはなぜでしょうか?そのプロセスを見てみましょう。
筋肉が肥大する仕組み
筋トレをすると筋繊維は一度損傷を受けます。
そう聞くと筋肉に良くないんじゃないかという気がするでしょう。しかし、実はそうじゃありません。
筋繊維が損傷を受けると筋肉痛となって自覚症状が出ますが、実は傷ついた筋繊維はたんぱく質などの栄養を補給して休息をとることで回復します。
しかし元通りになるわけではありません。なんと以前よりも筋繊維が強くなるのです。
このプロセスは一般的に「超回復」と呼ばれます。これは数時間で起こるようなものではなく、部位にもよりますがだいたい2,3日はかかります。ですから同じ部位を毎日鍛えるのは実は良くないのです。
ちなみに筋肉増強には筋肉の材料となるたんぱく質、ミネラル、ビタミンの摂取や運動、休息が必要ですが、たんぱく質を効率的に取り込むサポートをするとして、最近「HMB」という成分が話題になっています。
筋肉が多いことのメリット
ムキムキボディにするまでは筋肉を増やさないにしても、ある程度筋肉があれば体調面にもメリットがたくさんあります。例えば筋肉があると基礎代謝があがります。
基礎代謝とは、特に何もしなくても消費されるエネルギーのことです。
この代謝が高い人は摂取エネルギーをちゃんと消費するので、カロリー消費促進対策になり、ダイエット効果があります。
さらに「脊柱起立筋」や「大腿四頭筋」「腸腰筋」などの筋肉が鍛えられれば座った時の姿勢や猫背が改善されます。
また筋トレをすると「セロトニン」という物資が分泌され、脳が活性化されると言われています。
他にもたくさんメリットはありますが、いずにれしろ筋トレは生活全般に良い影響があるので、是非習慣化して、理想的なバルクアップをしていきましょう。